外、風がびゅうびゅうです。木枯らしでしょうか?
空気も一気に冷え込んで・・・
冬が到来する気配ですね~~
今日は私が行ったインドネシアでの仕事内容を紹介します。
【インターンシップの仕事内容①】
私が所属していた団体は、
インドネシア、スマランにあるUNDIPという大学の機関です。
(http://www.undip.ac.id/)
プロジェクト名は
Green Light Army Project(TBI)The British Institute
高校や中学校で自国の環境問題について話すとともに、
世界で起こる様々な環境問題について啓蒙活動を行うというものです。
私は3月11日の東北関東大震災以後、
日本で問題になっている「原発事故、放射能問題」について生徒に紹介し、
原子力発電について皆の率直な意見を聞きました。
(発展途上の国では、原発がどう見られているのかが単純に気になりました)
(↑ 原発についての賛否、その他意見を書いてもらう)
(↑全体の集合写真)
意見は最初、反対派のものばかりでした。
みんな
「インドネシアに原発はまだ早い!」
「政府が管理しきれない!」
「日本であんな惨状だったのだから、インドネシアに管理できるはずがない」(笑)
と口々に言っていました。
確かに・・・、
インドネシア政府は汚職ばかりなんですね。
インドネシアで問題になっていることは何?と人々に聞くと、
7~8割の人が「Corruption(汚職)」と答えていました・・・。
まぁしかし話している中で、原発を設ければもっと巨大なエネルギーが確保できる
=自分たちの生活ももっと豊かになる
という、比較的賛成派の意見も出ていました。
今のところ、インドネシアに原子力発電所は一基もありません。
政府は建設を予定していましたが
(しかもスマランに比較的近い所に!)
どうやら今計画は凍結状態にあるそうで・・・
放射線は、単に人の健康に悪影響を及ぼすだけじゃない。
当たり前のことが当たり前に出来なくなってしまう。
農家だって、漁師だって、ふつうに毎日を過ごしていた私たちだって・・・
(米農家が泣きながら自分の育てた米を廃棄するドキュメンタリーを見て、
胸が絞られるような、、、切なくて悲しい気持ちになりました)
私たち人間が発明した技術なのに、
それによって生活や生命までもが脅かされるようになるなんて・・・
なんだかおかしな話じゃないですかー、と思ってしまう。
核兵器への応用だって、世界のどこかで必ずあるよね。
人間はいつか自分たちの発明したテクノロジーに滅ぼされるんじゃないだろうか。
・・・
そんなことにならないためにも、
技術を正しい意味合いで使うことが大事ですね。
・・・
って話がズレズレになってしまった(;・_・)>
Anyway,
インドネシアでは、原子力発電の仕組みやその構造について
学ぶ機会はほとんど無いそうです。(生徒情報)
今回の機会で、少しでもみんなが新しい情報を得られたのなら
良かったなと思います。
そしてもし将来、彼らが原発について考える機会があったのなら
この時のことを思い出してくれればいいなぁ~
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