2011/07/24

【Workcamp】ciee国内ボランティア

昨日21日に、従事していた北海道でのワークキャンプが終わり、
無事に帰宅しました。

私の参加していたcieeさんのワークキャンプ事業について
少し紹介したいと思います。

【cieeワークキャンプ概要】

このワークキャンプはciee(Council on International Educational Exchange)
という機関によって行われているものです。
日本人を海外のワークキャンプの送り出すことはもちろん、
海外の人を日本に向かえ入れることもしています
【ciee日本HP】http://www.cieej.or.jp/

私は国内ワークキャンプのプロジェクトリーダーとして、
今回北海道の寧楽という所にある、「共働学舎」という
施設で約2週間お世話になって来ました。

【共働学舎HP】http://www.kyodogakusya.or.jp/



寧楽の共同学舎は「留萌」という市から1時間程車で移動した所にあります。

山の麓で水田に囲まれており、近くにコンビニやスーパーは全く見当たらない、
本当にカントリーな場所でした。

新鮮な空気とたくさんの自然に囲まれて
充実した2週間を過ごしてきました。



【プロジェクトリーダーとは】

私は共働学舎へ、海外から来るボランティアのリーダーとして派遣されました。
プロジェクトリーダーの仕事とは、海外からくるボランティアの人たちをサポートすることです。
現地の人との通訳をしたり、またプログラムの内容について話し合ったりもします。

しかし今年は3月11日に日本起こった地震の影響が大きく、
ワークキャンプの希望者は昨年度に比べ大分落ち込んだみたいです。

それでも今回、2人の外国人(韓国人、スコットランド人)が北海道のプログラムに
参加してくれました。


【ワークキャンプ・仕事内容】
仕事の内容は主に畑での作業、動物の世話、田んぼでの草取りなどです。

私含め、3人とも農業に関わるのは初めてだったので、
とても貴重な体験でした。
特に豚や鶏の世話は、毎日5時半から仕事が始まるので、
身体が慣れるまでは皆苦労していたように思います。

それでも2週間、1日も休むことなく皆しっかり仕事をしてくれました。
文句も言わず弱音も吐かず、ちゃんと「仕事」をしに来た2人は、
「ワークキャンプ」というものをちゃんと理解してくれているなぁと感じました。


その他にも地域の祭りへの参加
小学校、中学校の国際交流会での講演
休みの日に富良野や旭川へ観光もしました。



(↑中学校での講演)

 


(↑旭川、パッチワークロードを観光)


【感想・得たもの】

2週間は長いようであっという間で、
でも本当に多くのことを体験し、深い学びがあった2週間でした。

まずプロジェクトリーダーとしての学びは、

*自分の意見だけでなく、参加者自身の意見も取り入れることの大切さ
*色々な人の協力を得ることの大切さ

です。
時々忘れそうになっていたのですが、「リーダー」は「参加者」と立場が違います。

参加者がどれだけプログラムを楽しめるかは、
引率者の考慮次第で大きく変わるのではないだろうかと思いました。

また自分から「これをやろう!」と押し付けるだけではなく、
「何をやってみたい?」「何か意見ある?」というように、
参加者に意見を求めて進めることも、
彼らのやる気を促す上で良い方法だと思いました。

プログラムは一人で作るものなのではなく、
色々な人の協力を得て初めて完成するものなのだと、
今回のワークキャンプを通して実感しました。


--------------------------------------余談---------------------------------------

また、共働学舎での生活を通し、考え直したことは
「本当の幸せとは何か」
ということです。

共働学舎では様々な人が働いています。
競争社会で働くことに抵抗があった方、
精神的に病を抱えている方、
身体的に病を抱えている方、など
本当に様々です。

こういった人々を、なかなか受け入れるだけの社会体制が出来ていないのが
現在の日本社会ではないでしょうか。


日本は発展しています。

こうした発展には様々な理由があるにしろ、
一つとして日本人の懸命な働き方が挙げられるでしょう。
世界でも日本人は「働きすぎ」と言われるほど、
仕事を懸命にこなす人種として認識されています。

しかし現在不況の世の中、
社会の荒波にもまれて、その渦から弾き出される人も多くいるのが
現在の日本社会です。

弾き出された人間はどうすればいいのか。
彼らのサポートをすることまで考える余裕は、今の日本には無いのでしょうか。


共働学舎はそんな人たちを受け入れ、
メンバー一人一人に仕事を割り当てます。

一人一人が責任を持って仕事に取り組んでおり、
自給自足の生活を営んでいます。


彼らと2週間、生活を共にすることで、
現在の日本の問題点が浮き出しになるとともに、
今後共働学舎さんのような事業への需要は、どんどん増していくだろうと感じました。


日本での自殺率は深刻な問題で、
2010年の段階で10万人あたり24人が自殺しています。
これは欧米先進国内ではトップクラスであり、
世界全体でも6番目に高い自殺率となります。
(※WHO、2010年の最新データによる)

こういった社会現象からも、今の社会を生き抜く私たちにとって、
「本当の幸せとは何か」
ということを、自身に問いていく必要性を強く感じました。


 (↑お世話になった共同学舎の皆様。貴重な経験を有難うございました)

2011/07/05

初めまして!

初めまして!

現在大学3年生の、鈴香と申します。
みなさまには「りん」という愛称でよく呼ばれます^^
ちなみに大学では国際コミュニケーション(International Communication)
を専門に勉強しています。


私事ですが、去年2010年の秋学期から休学をしております。
これはあるプログラムに参加するためでした。
(後ほど機会があれば詳しく書きたいと思います)

それからというもの、自分が積極的に「学生」として
何か活動していきたいという思いに駆られ、
現在も猪突猛進に、やみくもですが活動しています!
自分の将来のために、そして夢のために、
何か行動をおこす「夢活」を推進しています(笑)


今回ブログを作成しました。
昔から何か自分の思いを発信する場がほしいと思っていたのですが、

直接のきっかけは、AIESECという学生団体で行っている、
JWI (Japan Women's Initiative)というプログラムに参加し、
今年夏から海外インターンシップに行くためです。
ちなみに私は7月下旬からインドネシアに行く予定です)

海外インターンでの報告はもちろんのこと、
自分が参加している他の活動や、
それらから学んだこと、感じたことを発信していければいいなと思います。
多くの情報共有が出来たら幸いです^^

趣味は写真撮影、編集です。
写真もこれからアップしていくつもりなので、
どうぞよろしくお願いします♪


RIN